息子がある日突然寝たきりになり、治療をつくしても「この子はもう良くなることはない」と言われ続け、先が見えなくて、迷い道の中に入り込んでいた時、白雪姫プロジェクトを知り、『僕のうしろに道はできる』に出会いました。
ボクは赤ちゃんじゃないよ!というプライドが芽生え始めていた年ごろだったので、「オムツだけど、息子の前ではパンツって言ってください」「自分のことは何でも自分でしたがっていたので、歯ブラシも一緒に手に持ちたいんです」「テレビを見るときぐらいは座らせたいんです」「ひらがなの勉強をさせたいんです」……。
ドクターに呆れられても、ナースに笑われても、しつこく言い続けていた私は間違っていなかった!
孤独な迷い道に光が差し、一気にお仲間が増えたようで、幸せな涙がこぼれました。
かっこちゃんがおっしゃるように、知ってしまったからには、伝えなければならない。
私のようにたった一人でたたかっている人、出口の見えない迷路に入り込んでしまった人に、私は伝えなければならない。
みんなみんな、あきらめなくていい。みんな、一緒に幸せになろう。
そう思える力を与えていただきました。
白雪姫プロジェクトにも、この映画にも出会えてよかった。
かっこちゃん、宮ぷーさん、監督。ありがとう。
この映画が結んでくれたすべてのご縁に、感謝です。
藤川 友子