障害児をもつママたちのグループでの上映会と、訪問看護ステーションでの上映会を行いました。
ママたちとの上映会では、それぞれの思いが強く、上映が終わってもなかなか言葉になりません。
それでも、おのおのが心の中に何かしらの種を持ち帰ってくれたと思います。
「諦めちゃいけないんだね」…と、涙をこらえながらつぶやいた友人の一言が心に残りました。
訪問看護ステーションでの上映会も、涙・涙でした。
参加者は事務の方、ヘルパーさん、看護師さん、PTさん、OTさん。
みなさん、職場での研修会という形だったので、出たり入ったりもありましたが、とても真剣にみていただきました。
上映後には、真っ赤な目でたくさんの方に声をかけていただきました。
「かっこちゃんの本を持ってるのよ。この映画、見たかったの」
「私は、今日うちに帰ってすぐ、アマゾンで注文するわ」
「もっと早く知りたかった!」
「明日からの勤務態度が変わりそうです(笑)」
などなど…。
そして後日。
我が家にきてくださった看護師さんから、素敵なお話を聞きました。
利用者さんである、とあるおじいちゃまがイエスもノーも表現できるのに、ご家族がそれ以上のコミュニケーションは取れないと諦めていらっしゃる。
自分も、仕方ないのかなと思っていたけれど、映画を見てしまったから知ってしまった。
イエス・ノーの先には、もっともっと豊かな思いがある、と。
そして、ご自分で動かせるところがあるのだからと、あかさたなスキャンのようなことを練習し始めたのだそうです。
ご家族は「無理だよ」「そんなに頑張っていただかなくてもいいよ」とおっしゃったのだけど、やはり諦めずに練習をさせてください、きっとお伝えになりたいことがおありのはず!とお願いしたのだ、と。
ご家族が諦めてしまったから、ご本人が諦めてしまったから、思いを伝えられずにいる方がきっと他にもいらっしゃる。自分は知ってしまったから、諦めなくていいんだってこと、伝える使命があるのですね。
そう話してくださいました。
私もたくさんの種をまくお手伝いができれば…と思い、伝えつづけます。だって、知ってしまったから。
(写真は、上映会をしていただいたステーションの訪問リハビリ風景です。)
藤川 友子
ありがとうございます。
やはり医療や介護の現場でお仕事をされる方たちには衝撃だったようです。
きっときっと、映画が植えた種があちらこちらで花を咲かせますね!
こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします。
記念すべき、初投稿をありがとうございます!そして上映会も!
これからも、一緒に伝え続けましょうね!!