これから私の出来る方法で伝えていきたいと思います

3月9日上映会から1週間が経ちました。いろいろな想いが頭の中でぐるぐるしてなかなか文章に出来ないでいました。遅くなりましたが私の想いを伝えたいと思います。
私は看護師をさせていただいているので、意識がないと言われ全身が動かない状態を理解できますが、身近な方にそのような方がいらっしゃらなければ目にすることがなくイメージがわかない方もいらっるのではないでしょうか。
この映画は本当に宮ぷーが植物状態と言われどこもも動かないと思われていたときからの映像で始まり、かっこちゃんがあきらめずリハビリをして行くうちに少しずつ変化していく姿が描かれています。そのことがとても貴重な事と感じました。
28年も前になりますが父がくも膜下出血で倒れ意識がほとんど戻らず5カ月で亡くなりました。その時に母は呼吸器がついていたり、鼻から経管栄養が入っていたり、点滴があったりで怖くて父の体に触れなかったと言っていたのを思いだします。
そして宮ぷーだけでなく他の方の回復の映像もあり、あきらめなければ回復の道があることを映像を通して、とてもわかりやすく伝えて下さっていると思います。
涙・涙の中にもふっと笑えるシーンがあり、本当に愛があふれた映画でした。
今私は老人の福祉施設で働かせていただいています。今の職場は1かっ月位ですが、映画を見て2日目の出勤で、ミラクルが起きました。脳梗塞の後遺症でお話 ができず、体もあまり動かせない方ですが、その日は私を見るなり「うー、うー」と私に対して初めて声を出して挨拶してくれました。午後にはあまり動かない 右手を動かし私の手を握って来ました。
私はとっさに握手で返事ができるのでは?と思い質問していくと、イエスの時にちゃんと強く握ってくれました。私は今までこうやって相手の想いを聴くことをしてきませんでした。ただ反応として手が動かせるか、握って・離してを確認はしていても…。
「これからこうやってお話ししましょうね」と言うと涙を浮かべていました。私もウルウル…
お世話させていただいて本当に嬉しい瞬間でした。
映画を見たことで、私の中の何かにスイッチが入ったのでしょうか。きっとたくさんの方の心に中に何か変化が起きているのではないかと感じています。
これから私の出来る方法で伝えていきたいと思います。
(前田美代子さん)

初出:映画「僕のうしろに道はできる」ご感想、メッセージをお寄せくださいのコメントより


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA